シンポジュームに参加しました

C&Cシンポジューム本日、NEC C&C財団のシンポジウムに参加しました。会場には約130名の方々が集まりました。地域コミュニティでの取り組みでは、一技術者が地域の活動に関わるようになった経緯や活動の現状についておさらに、退職前のシニアが地域との繋がりをもつための接点についてお話ししました。<主催者による当日の模様は、こちら

招待講演は、前総務大臣の増田寛也氏で地域情報化の現状、高齢者・障害者のICT利活用の推進について説明しました。そして、高齢化社会に向けて地方政府の役割が益々重要になり、そのためには条例制定権の委譲、政治家の質向上、住民の社会参加機会の提供などがポイントになると指摘がありました。
シニアSOHO三鷹の堀池喜一郎氏は、自ら立ち上げたシニアSOHO三鷹の例をもとに、シニアの地域(コミュニティ)参加のポイントについて具体的に説明しました。キーポイントはオープンな活動。このためにメーリングリストが役立ったそうです。
090126photo2コーディネータの山田肇東洋大学教授によるパネル討論では、堀池氏、渡部の他に熊本シニアネットの安藤実奈子氏と(株)ユーデットの関根千佳氏が加わりました。準備は早めに/IT力を身に付けよう/コミュニティの課題に貢献しようなどの観点からシニアの地域参加について様々な議論を行いました。熊本シニアネットでは、安藤さんの自宅「ギャラリー歩師奇屋」を軸に、老若男女が集い様々な活動を行っている様子が紹介されました。その他、(株)ユーデットの榊原直樹氏と(株)国際社会経済研究所の遊間和子氏によるカナダの事例報告も行われました。

主題: 「定年後の地域コミュニティへの回帰と情報アクセシビリティ」
主催: 財団法人NEC C&C財団
後援: 読売新聞社、国際社会経済研究所
日時: 2009年1月26日(月)13:30-17:00
会場: 泉ガーデンコンファレンスセンター ルーム1
東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー7階
プログラム:
13:00 開場
13:30 ご挨拶 財団法人NEC C&C財団理事長 佐々木元
13:35 基調講演「地域情報化と高齢者・障害者の社会参加」
増田寛也 前総務大臣・前岩手県知事
14:15 「地域コミュニティでの取り組み」
「NPOシニアSOHO普及サロン・三鷹」
堀池喜一郎 シニアSOHO普及サロン・三鷹顧問
「NPOまちづくりサポートネット元気な入間」
渡部直也 まちづくりサポートネット元気な入間事務局長
14:55 海外事例報告「カナダにおける取り組み」
榊原直樹 株式会社ユーディット取締役主任研究員
遊間和子 株式会社国際社会経済研究所主任研究員
15:15 休憩
15:30 パネルディスカッション「シニアよ、ITをもって地域にもどろう」
コーディネーター :山田肇 東洋大学経済学部教授
パネラー :
堀池喜一郎 シニアSOHO普及サロン・三鷹顧問
渡部直也  まちづくりサポートネット元気な入間事務局長
安藤實奈子 熊本シニアネット
関根千佳 株式会社ユーディット代表取締役社長
17:00 閉会 財団法人NEC C&C財団専務理事 後閑博史
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