久しぶりにロックギターの練習演奏をアップロード。曲はローリングストーンズの「悪魔を哀れむ歌」(Sympathy For The Devil)だ。1968年に発売されたアルバム「ベッカーズバンケット」の一曲。コンガ、マラカスなどラテン・パーカッションによるサンバのリズムで独特な雰囲気となっている。典型的なブルースコード進行:E、D、Aで、中盤にキース・リチャーズが切り裂くようなリードギターを掻き鳴らて、曲を盛り上げていく。
実はこの曲、ちょっとロックとは場違いなサンバリズム、しかも演奏がダラダラ7分近くもあって。この曲が発表された当時はあまり好きな曲ではなかった。しかし最近、ロックギターの練習曲としてリードギター部分を弾いてみると、何とサンバのリズムがコテコテのブルースギターにマッチして何とも心地が良い! これを作曲したキース・リチャーズとミック・ジャガーはやはり天才だ。練習演奏の自己評価:50%。
今回のリードギター部は1968年オリジナルのキース演奏版。その後、1970年代にはミック・テーラーが新規に加入して、キースとリードギターを分担してライブ演奏したミック・テーラー版もあるので、次回のアップロードではそちらの版を練習演奏したい。