青少年活動センターの夏フェスに参加

8/4(日)、入間市青少年活動センターで開催された夏フェスティバルに初めて団体参加。私たちが出展したのは「ロボット・プログラミングを体験しよう」。子どもさんがロボットを自由に触れるコーナーを10時から14時まで運営。このロボット※は組み立てブロックやモーター、センサー、そしてラズベリーパイによるCPU/IOなどをスクラッチベースのプログラムで組み上げたもの。今回は、障害物があるとそれを避け、ハンドルを切って進んでいく「ぶつからない自動車」および、子どもさんと「あっちむいてホイ」遊びをするロボットの2種類。(※使用しているロボットは5年ほど前に入間市と私たちの活動団体が協働事業で購入したアーテック社のロボット組み立てセット)

青少年を対象としたフェスなのできっと、プログラミングに詳しい中学生辺りがやってくるかと詳しい説明の準備をしていました。ところがフェスが始まると、親御さんに連れられてきた7/8歳未満の子どもさん達が、動く自動車を見て寄ってきます。そして、それぞれ一台ずつロボットを渡すと、障害物を避ける動きが面白いようで熱心に動かしています。母親の方が子どもさんに「ペットの子犬のようね」と言っています。進路方向をランダムに変えるプログラムで障害物を避ける所作が子どもにペットを連想させるのかも。

幼稚園辺りの子どもさんを連れてきたお父さんが熱心にロボットをみていて「このプログラム言語は何ですか」とのお尋ね。「スクラッチがベースですよ」と答えても、まだ疑問が解けないようなので、「今、小学校でプログラミング授業がありますね。そこで使われているのがスクラッチです。子ども向けのプログラミング言語として、命令語をコードとして入力する言語ではなく、命令単位として機能ブロックを積み木のように組み上げていくものです」と紹介しました。「なるほど」と理解された模様。そこで、「このスクラッチ言語は米国の大学MITで開発されたもので、無償でWeb公開されています。検索すればすぐ分かりますよ」と追加説明して、実際に20ブロックほどでできているロボットのプログラムを見てもらって納得されました。

振り返って、今回のイベントの主要参加者は比較的小さな子どもさんでした。当初私が期待していた比較的大きめの子どもさんは、何とイベントスタッフとして会場のあちらこちらで躍動していました。分かった!このスタッフこそが青少年活動のコアだったのだ。

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