講演会聴講:横石知二氏「いろどり」副社長

11月11日(土)市民会館で市制40周年記念事業の講演会が開催されました。講師は徳島県の上勝町の株式会社いろどり副社長の横石知二氏で、講演の後は木下市長他を交えての入間の2007年問題を考えるパネルディスカッションが開かれました。
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061111OhishiKouen.jpg葉っぱ事業(妻物)で有名になった「いろどり」の立役者である横石氏の話は含蓄のあるものでした。ただ単に山の葉っぱを集めて出荷するだけではこれだけの動きにはならなかったのです。お年寄りが考え、元気に働いている背景には、シニアの個の力を引き出す演出が巧みに生かされていたのです。気を送るというコミュニケーションを軸に、その気がやる気を起こさせ、自ら情報を読み考え行動する、その結果地域のブランドが立ち上がってきて外部の評価を受けて、また個のやる気につながるのです。
平穏とした中で安穏の老後を過ごすのではなく、いろどりは会社から各戸への手書きFAXや集荷状況表示システムなどによりお年寄りがやる気を起こしている結果、事業がここまで伸びてきているのです。
一人のリーダがお年寄りを牽引するモデルではなく、地域の個人の力を高めて大きな動きをつくる地域プロデューサという役割に力点が置かれています。地域ビジネスを成功させる鍵は、情報が流れる状況のなかで各自のやる気を喚起させること。情報発信を絶えず行い、外部から良い評価を受けことが、またやる気の源になってくるとのことです。この循環を支える縁の下の力持ちがプロデューサなのです。
気をもって頑張るためにはビジネス要素が必須であり、売上げという指標を持ち、作業を効率化したり商品の価値を高めるための思考を積み重ねて、上勝町では老人が元気に仕事をしています。
さて、入間という地域で、このような大きな成功を生むのは容易ではありませんが、今回の横石氏の話は、地域における小さな活動を進めていく上で示唆的なところが多くあります。地域の課題を地域住民自らがビジネスの手法を活用して一つの事業としてその課題の解決を図るというコミュニティビジネスを考える上では、情報発信によるやる気の喚起、プロデューサの重要性、シニア個人の力を高めること、などを心して取り組む必要があると感じました。

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