下水野の地蔵尊

自転車で10分ほど走ると雑木林の面影が残る道沿いにお地蔵さんが佇んでいる。

狭山市の指定文化財<下水野の地蔵尊>だ。説明によると「この地蔵尊は貞享二年(1685年)に造られたものです。水野は寛文六年(1666年)に川越藩主松平輝綱の命により堀金村の名主であった牛久保寛忠と息子の忠元が中心となって近在の農家の二男・三男と共に新田開発にあたりました。その後二十年が経ち入植した人の中でこれまでに亡くなった人を供養するとともに、自分たちの現世と来世の安楽を願ってこの地蔵尊が造られたと考えられます」

今でこそ、雑木林が開発されて住宅が広がってきているが、17世紀後半の江戸の発展を支える近郊農業地域として、ここは川越藩が推し進めた新田開発の地域だったのだ。このお地蔵さんは「夜泣き地蔵」「化け地蔵」「子育て地蔵」などと親しく地域で呼ばれてきたそうだ。江戸初期から今日に至るまで地域を支えてきた住民が様々な形で地蔵を信仰してきた証に違いない。

巾着田の曼殊沙華満開

夏が過ぎると曼殊沙華の季節になる。毎年、9月下旬に自転車で1時間ほど走って日高市の巾着田(きんちゃくだ)に向かう。今年は夏の猛暑の影響か例年よりも開花が遅い。それでも高麗川沿いの群生地には一面の赤が広がっている。

観光客も多く、外国人の姿も目立っている。コロナが収束して、賑わいが戻ってきたようだ。中央の広場では、地元の飲食ブースがでて観光客は一休み。イベント広場では、猿回しがあり見物客を楽しませていた。

葡萄の収穫

5年ほど前から庭にブドウの弦(つる)を展開している。実は、お隣のブドウ弦をこちら側に伸ばして頂いたものだ。昨年は不作で小さな房が2,3程度の収穫だったが、今年は猛暑のお陰か、大きな実がなった立派な房がいくつも育った。ちょうど帰省してきた孫たちにブドウを狩ってもらった。

素人が作ったブドウなので、写真のように実の大きさや色はまちまちだが、紫の大きな実は熟していて食べごろでとても甘い。熟した実は、現在のところ弦の先端部分に限られ、根っこに近い方は、まだ緑色で熟すにはまだ一週間ほど掛かりそう。次の収穫が楽しみだ。

自動車のナンバープレートが気になる

自動車のナンバープレートを見るにつけて、それが特別な数(素数;Prime number)か否か気になっていた。簡単なPythonプログラムを作成して1-9999までの素数をリストアップした。

それらを以下に掲載する。なお、1から9999までの素数は1229個。

【0000台】2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71, 73, 79, 83, 89, 97, 101, 103, 107, 109, 113, 127, 131, 137, 139, 149, 151, 157, 163, 167, 173, 179, 181, 191, 193, 197, 199, 211, 223, 227, 229, 233, 239, 241, 251, 257, 263, 269, 271, 277, 281, 283, 293, 307, 311, 313, 317, 331, 337, 347, 349, 353, 359, 367, 373, 379, 383, 389, 397, 401, 409, 419, 421, 431, 433, 439, 443, 449, 457, 461, 463, 467, 479, 487, 491, 499, 503, 509, 521, 523, 541, 547, 557, 563, 569, 571, 577, 587, 593, 599, 601, 607, 613, 617, 619, 631, 641, 643, 647, 653, 659, 661, 673, 677, 683, 691, 701, 709, 719, 727, 733, 739, 743, 751, 757, 761, 769, 773, 787, 797, 809, 811, 821, 823, 827, 829, 839, 853, 857, 859, 863, 877, 881, 883, 887, 907, 911, 919, 929, 937, 941, 947, 953, 967, 971, 977, 983, 991, 997

【1000台】1009, 1013, 1019, 1021, 1031, 1033, 1039, 1049, 1051, 1061, 1063, 1069, 1087, 1091, 1093, 1097, 1103, 1109, 1117, 1123, 1129, 1151, 1153, 1163, 1171, 1181, 1187, 1193, 1201, 1213, 1217, 1223, 1229, 1231, 1237, 1249, 1259, 1277, 1279, 1283, 1289, 1291, 1297, 1301, 1303, 1307, 1319, 1321, 1327, 1361, 1367, 1373, 1381, 1399, 1409, 1423, 1427, 1429, 1433, 1439, 1447, 1451, 1453, 1459, 1471, 1481, 1483, 1487, 1489, 1493, 1499, 1511, 1523, 1531, 1543, 1549, 1553, 1559, 1567, 1571, 1579, 1583, 1597, 1601, 1607, 1609, 1613, 1619, 1621, 1627, 1637, 1657, 1663, 1667, 1669, 1693, 1697, 1699, 1709, 1721, 1723, 1733, 1741, 1747, 1753, 1759, 1777, 1783, 1787, 1789, 1801, 1811, 1823, 1831, 1847, 1861, 1867, 1871, 1873, 1877, 1879, 1889, 1901, 1907, 1913, 1931, 1933, 1949, 1951, 1973, 1979, 1987, 1993, 1997, 1999

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地元の入間茶まつりに出掛ける

入間茶まつり会場

朝から心地よい好天に恵まれ、地元の入間茶まつりに出掛けた。4年ぶりの開催とのことで狭山茶の販売、そして多くの露店、更にはお祭り定番の山車やお囃子も。久々の多くの人出と規制の無い飲食を楽しむ。途中の店で家族から言い使った新茶を購入し、広場では生ビールとフランクフルトで休憩。

その後、祭り会場の近くの文化財「旧黒須銀行」裏、地域の仲間が企画運営している「どろだんごワークショップ」を見学。家族連れが10組ほど、一生懸命に直径10cmほどの灰色の泥団子(土壁用の高純度の土)を磨いていました。磨きあがるととても美しい輝き。家族ぐるみで交代しながら磨くのだそうだ。

更に歴史の探訪へ。ここ黒須地域は明治時代、最先端の(軽)工業地帯。石川組製糸本社・工場があったところ。今日は連休イベントで文化遺産:「西洋館」や「豊岡教会」、「楽蔵」などが見学できる。西洋館は石川組製糸の迎賓館として1921年に建てられた。豊岡教会は石川家の人々や工場で働く女工さんたちが礼拝した場所。現在石川家のご当主が住まわれる敷地内の「楽蔵」は嘗て近郷から集積した繭の保管場所。今日は「楽蔵」の一階で石川組の歴史や戦中戦後の歴史展示会が開かれていた。

10時に家を出て西武池袋線で入間市駅下車徒歩10分で祭り会場そして「旧黒須銀行」。12:30に「楽蔵」をでて、徒歩5分で「西洋館」。ゆっくり見学して徒歩5分で入間市駅ビル。日高屋で野菜たっぷりタンメン。14時に帰宅。4時間の徒歩の旅を楽しんだ。

【観察】西武線のマスク率90%。祭りでのマスク率80~90%。私のマスク率0%(とても清々しい)

今年も桜満開

3月下旬からこの時期までは、犬の散歩はほぼ花見と言っていい。桜の満開時期は、雨が降ったり風が吹いたりすると翌朝の散歩は花の散り具合が気になってしまう。

野菜直売所ができた!

犬の散歩でいつも畑の中の道を1kmほど歩いている。そこに「野菜直売所」ができた!どれも100円と、野菜が安いのだ。これまで普通に散歩していた皆さんが、この数日、長ネギやブロッコリーなど野菜が入った持参のビニール袋を提げて歩いている人が多いのが面白い。先日は、顔見知りの方がわざわざご夫婦連れでここにきていた。そういっている私も、小銭と大き目の袋を持って犬の散歩に出掛けることになった。最初のリクエストは長ネギだった。軽くて助かったが、翌日のリクエストはキャベツ!これは大きくて重かった。

子どもと親のプログラミング体験

7/30、7/31の2日間、夏休みの子どもさんに向けて、入間市教育委員会主催のいるまキッズアカデミー「子どもと親のプログラミング体験-ロボットを動かそう-」を私たちチームあいてぃ夢広場が開催しました。2日間で40組(1コマ10組、全4コマ)がスクラッチを使ったプログラミングの基礎、スタディーノによるロボットのプログラミングを体験しました。

この中で、将来の本格的プログラミングの例としてラズベリーパイを使った「人が近づくとブザーが鳴り、人物写真を保存するデモ」を行いました。言語はパイソン。伝えたかったメッセージは、

    • コンピュータを操作する言葉が「プログラム」
    • 簡単な「英語の単語」が分かればOK
    • プログラムは世界共通の言語
    • 英語はプログラミングにも役立つよ!

Pythonプログラム(一部):

犬の散歩はいつもの茶畑

あちらこちらの茶畑を横目に、いつもの犬の散歩。入間は狭山茶の最大の生産地だ。まず5月連休辺りから人手による新茶摘みが始まる。以降6月にかけて機械で新芽を摘んでゆく。お茶農家で製茶作業が始まると、辺り一面に香ばしい茶の香りが広がる。そして季節は梅雨に向かっていく。

童話作家池原昭治展(狭山市立博物館)

童話作家池原昭治展が地元の狭山市立博物館で開催されている。サブタイトル「残しておきたい狭山の風景マップ」に惹かれて出掛けてきた。テレビ番組「まんが 日本昔ばなし」のまん丸の赤ん坊や真赤な頬の子どもたち、市原悦子の独特な語りを思い出した!1982年当時の台本やセルが展示されている。池原昭治氏は狭山市在住で、狭山市の昔の風景を描いている。展示されている原画をゆっくり鑑賞した。その中でいろはかるたの「よ」で「義高公 今なお祀る 清水八幡」に目が留まった。義高って今NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で見ている源義高ではないか。この入間河原で討ち果たされたんだ!源義高終焉の地が清水八幡なんだ。

解説によれば、源義仲は頼朝への忠誠を誓い1180年、嫡男義高を鎌倉に送る。そして義高は頼朝の娘大姫の婿となった。しかし、京都に攻め込んだ義仲は公家や後白河法皇などと対立し、1184年に源範頼および義経により滅ぼされる。この後、密かに鎌倉を逃れ出た義高であったが、源頼朝の追っ手により入間河原(八丁の渡し)で討ち果たされた。御年12歳といわれる。その遺骸は里人により墓を築いて埋葬された。一方鎌倉側からは、頼朝の妻政子と大姫は義高を哀れんで入間川沿いに清水八幡宮の社殿を造営して義高の霊を慰めた。

童話作家池原昭治氏の特別企画展は5/15まで狭山市立博物館で開催。