昨年から所得税の確定申告をインターネットを使って行うようにしました。難しい税金計算も申告書作成ツールを使うと簡単にできます。昨年分はこれで作成した申告書を印刷して郵送することによって手続きをスムースに行いました。今年は一歩進めて国税電子申告(e-TAX)を利用して全てインターネットで行おうと準備を開始したのですが、思わぬところに壁がありました。
電子申告を行うためには、まず住民基本台帳カードが必要になります。これは市役所で申請して作成することができます。申請書と写真を準備して費用は500円です。さらに、電子申告を行う時、「印鑑」に相当する電子証明書が必要になり、これを住民基本台帳カードに組み込む必要があります。(手続きは市役所で上記住民基本台帳カードの申請と併せてできます。費用500円)
ここで、ICカードリーダが最初に必要になるのです。そのカードリーダは何をそろえたらよいのか、いくらなのか、どこで購入できるのか、情報が十分ではありません。
いつものように、ヤマダ電機で簡単に買えるものと思ってでかけたところ、ICカードリーダそのものが販売されていません。店員さんにきいたところ、最近問合せがよくくるのだが、販売系列ではないので品物がない、とのこと。
結局、家に戻ってインターネットでいろいろ検索して良さそうなカードリーダを見つけてインターネット注文しました。NTTコミュニケーションズ USBタイプ(Windows版) 型名:SCR3310-NTTCom、3,000円+手数料315円、でした。(2006/12現在で)
これから電子政府、電子自治体と大きく宣伝している割にはちょっとお寒い状況です。