ワープロでの記事作成(1)

ワードプレスでは、ワープロの文章を入力するモードがあります。

これを使って、この書類を記事にしてみます。

表1 名簿

氏名 住所 備考
山田 太郎 千代田区1-1-1 $00A0
山口 百恵 文京区2-2-2 $00A0

次の実験です:
ワードプレスでは、ワープロの文章を入力するモードがあります。
これを使って、この書類を記事にしてみます。
表1 名簿

氏名 住所 備考
山田 太郎 千代田区1-1-1 $00A0
山口 百恵 文京区2-2-2 $00A0

表2 5つの項目一覧

項目1

項目2

項目3

項目4

項目5

項目名A

ここには項目2関連の文字が入ります ここには項目3関連の幾つかの文字が入る予定です ここには項目2関連の文字が入りまAAAAB BBB ここには項目2関連の文字が入ります

項目名B

ここは、項目にの別情報が入ることになっています ここは、項目にの別B関連情報が入ることになっています ここは、項目にの別BBB関連情報が入ることになっています ここは、項目にの別BBB関連情報が入ることになっていますここは、項目にの別BBB関連情報が入ることになっています

表作成ツール:TinyMCE Advanced

記事内に表を使うと、文章と写真などの配置が整う場合があります。商用ブログでは、記事の編集画面でメニューバーに作表メニューが用意されている場合が多く、これが便利に使えます。一方、ワードプレスの場合には、この作表メニューが予め用意されていないので、プラグインで各自追加する必要があります。それが、TinyMCE Advancedです。この中に用意されている多くのアイコンの中から作表関係のアイコンを選べばOKです。なお、本家の英語版をそのままインストールするだけで、編集画面では日本語表示されます。(但しアイコンの設定画面は、英語表示になりますが、まあそれは我慢するとして)
作表メニューを提供するプラグイン:TinyMCE advanced

作表の練習

先に挙げた作表機能(編集画面のプラグインTinyMCE)を用いて、細かい表を作成する実験を行います。
Y医院の診療時間

$00A0 日・祝
8:30~
 11:45
15:30~
 17:30

診療予約可    ※土:8:30~12:30
ところで、この表にある「○」ですが、環境依存文字となっていて、ブラウザによって表現が異なります。IE、Safariでは小さな丸に、FireFoxでは大きな丸になります。そこで、開業をしているのを漢字で「開」としてみたのが以下の表です。小さな丸よりも、こちらの「開」の表記の方が見易そうです。

$00A0 日・祝
8:30~
 11:45
15:30~
 17:30

試験:ワード文章の貼り付け

==一旦、Word用の編集バッファ画面を経由した場合
これだと行が2パラグラフ分に拡大されている

これは、ワード文章です:
サイズ:10.5 MS明朝
サイズ:12 HG丸ゴシックM-PRO
赤色 青色 緑色

表の例 123(背景黄色)
abcde 3000

==この画面で、そのままコピペ:
これだと行が2パラグラフ分に拡大されている
さらに、表内の文字が小さくなってしまう

 
これは、ワード文章です:
 
サイズ:10.5 MS明朝
 
 
 
サイズ:12 HG丸ゴシックM-PRO
 
 
 
赤色 青色 緑色
 
 
 

表の例 123(背景黄色)
abcde 3000

 
 
 

fontがカ弱い場合の変更方法

WPのデフォルトテーマである「TwentyTen」では、日本語が明朝系に初期設定されており、文字が少し弱い印象を受けます。これは、スタイルシートでbodyなどのfont-family設定で、「serif」系(明朝系)が使われているためです。これを「sans-serif」系すなわちゴシック系に変更すると、文字ががっちりして見易くなります。
修正カ所は、スタイルシートの119行目、146行目、149行目辺りのfont-family:です。ここを、font-family: ‘Lucida Grande’, Verdana, Arial, Sans-Serif; のように修正します。

スパムコメントの駆除方法

時折、スパムコメントが入ります。管理者が承認するまでは掲載されないので、コメント承認待ちのメールが届いたら慌てずにスパムを駆除しましょう。
管理画面で左メニューで「コメント」を選択し、該当のコメント(黄色いバー)をマウスで触ると「承認する|返信|クイック編集|編集|履歴|スパム|ゴミ箱」が見えてきます。この中から「スパム」を選択すると、「○○からのコメントをスパムとしてマークしました」とのメッセージがでて駆除完了です。以降、この投稿者からの投稿は全てスパムとして自動的に駆除されます。

インデント、アウトデント

リッチテキスト編集メニューに、インデントとアウトデントがあります。これを実験で試してみます。

インデント1回:リッチテキスト編集メニューに、インデントとアウトデントがあります。これを実験で試してみます。この文章はインデントをかけたものです。リッチテキスト編集メニューに、インデントとアウトデントがあります。これを実験で試してみます。この文章はインデントをかけたものです。

インデント2回:リッチテキスト編集メニューに、インデントとアウトデントがあります。これを実験で試してみます。この文章は2回インデデントをかけたものです。リッチテキスト編集メニューに、インデントとアウトデントがあります。これを実験で試してみます。この文章は2回インデデントをかけたものです。

ここにアウトデントを行うとこのように左へ1段階インデントが戻ります。

もう一度アウトデントすると、最初の位置に復帰します。HTMLを見ると、style=”padding-left: 30px; が設定されています。パディングの量を変えているのですね。

開発試験環境と文字コード設定

最近のLinuxサーバーの環境では文字コード「UTF-8」が基本的に使用されます。しかし、手元のWin試験環境では「Shift_JIS」が文字コードの基本となっています。このため、HTMLでサイト設計をおこなったり、phpでサーバー側のプログラムを試作するときなど、Win開発環境やLinux運用環境では、この文字コード不一致による、各種文字化けが発生する恐れがあります。
 例、$sql = mb_convert_encoding( $sql, “UTF-8”, “SJIS”);
    この関数は、Shift_JISのWin環境で、UTF-8のMySqlを利用するときの必需関数
今後、Win試験環境やLinux運用環境で負荷が少なく開発を進めるには、最初の段階から以下のような設定を行うことが有効です。
  ファイルの内部文字コード:UTF-8
  <META>タグの文字指定:UTF-8
    → これでブラウザーは、自動的にUTF-8モードで日本語を読み出す
    → これに付随して、キー入力日本語文字も勿論 UTF-8 となる
  MySQLの文字設定:UTF-8
    → これが標準になっている

フォントの設定法

CSSでフォントを設定するのは、font-family: Arial, serif; のような指定で行います。この設定は大きく2種類に分けられます:
1)ゴシック文字系列(飾りのない文字): sans-serif, Helvetica, Tahoma, “MS ゴシック”
2)明朝文字系列(飾りのある文字): serif, Arial, “Times New Roman”, “MS 明朝”
ちなみに、フランス語でserif 「飾り」、sans 「ない」という意味だそうです。